パナソニック スマホ連携エアコン機能変更

HPを参照していたら「パナソニックのスマホ連携エアコン、外出先からの運転ON機能を削除」という記事に目が行った。

10月に発売されるエアコンのスマートフォンを使って電源をONにする操作機能を削除するというものだった。
記事には「監督官庁の協議により、電波を利用した外出先からの運転ON機能が、電気用品安全法の技術基準の適合に課題があると判断、同基準へ確実に適合するため、仕様を変更したとしている。」

これを見て過去、実家にネットワークカメラと遠隔リモコンを設置していたので、これも違法になるのかと思い、少なくとも記事の削除は考えないといけないと思った。

現実的には、現在の家族、姉弟のおかれている状況からは上記の機器は必須であり、こうした事も違法になるのかと暗澹たる気持ちになった。

そうしたところ、この理由が明らかになった

---引用ここから---

電気用品安全法の「遠隔操作機構を有するものにあっては、器体スイッチ又はコントローラーの操作以外によっては、電源回路の閉路を行えないものであること。ただし、危険が生ずるおそれのないものにあっては、この限りでない」

「危険が生ずるおそれのないもの」は電気スタンドなど照明器具や、テープレコーダーなどあらかじめ決められた製品リストあり、そこに「エアコン」や「洗濯機」といったものは含まれていないという。


---引用ここまで---

電気用品安全法の根本的な欠陥が指摘されているが、上記の機能の削除は簡単に言えば、危険が生ずるおそれのない製品リストにエアコンが追加されていれば、回避できたものと思えてならない。

「危険が生ずるおそれのない」認定にどれほど時間がかかるものなのか?

法律などを犯す事は勧められないが、だとすれば国民に利するものは迅速に対応して欲しいもの。


尚、この電気用品安全法は


---引用ここから---

家電そのものの機能を制限している法律なので、--中略--。結論としては、家電の遠隔制御は家電の一部機能だと規制対象になるが、別売りのシステムだと規制対象ではない、という説明になった。

---引用ここまで---


ということで、自宅に設置した機器は対象ではないことが分かった。

設置はできたもののかなり苦労した経験から、家電として機能が統合されたものが当たり前の機能として販売されて欲しいものだ。

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