台形出窓へのよしすだれの設置 奮闘記!
現在勤務の関係で単身生活をしています。
これで単身生活は三度目となります。これまで二度は職場近くに賃貸を借りていました。会社費用の中で鉄筋コンクリートのマンションタイプの部屋を借りられましたので、夏の暑い時にも比較的温度の上がり方が穏やかだったと思います。
今回は家と職場の丁度中間に借りました。東京を縦断する形になりますので、中間は東京都23区内となり家賃が高い為、今回は(おそらく軽量)鉄骨造りのアパートに致しました。一応山手線内にあります。
その三階に部屋があり長方形の短い辺が南、長い辺が西向きとなっています。周囲の状況としては北側が駐車場、西隣は二階建てのアパート、南は道路となっており、謂わば三階は午後日当たりが良い→西日を浴びる事になります。近くに大きなビルがありますので午後の後半はその影になりますが、最近の猛暑の日に帰ってみると37℃となっている事がありました。
その対策として西面にある台形出窓の外側に何とか簾を設置できないかと考えました。
ただその台形出窓の正面がガラス嵌め込み式で開きません。こんな形です。
両サイドが開きますが正面のガラスの幅は1.6m近くあり両手では指先が届く程度で一度に手を広げても何も作業ができません。また西面はこの出窓だけで南側のテラスから2m近く開いており全く届きません。探偵か手品師にもなった気がしながら、この3階の出窓に簾を外から掛ける方法を考えました。
最初に考えたのは、三階の外廊下から屋上に上がり上から吊す事です。今でも出来ない事ではありませんが、屋上へのハッチの手すりはかなり高いところに有り、ハシゴでも持ってこないととても上がれません。
次に考えた方法は、物干し竿(ステンレス製)に簾を貼り台形出窓の上に掛ける事です。ところが上の図を見て頂ければ分かりますが、台形出窓の屋根には勾配がありステンレスの物干し竿は固定しない限り落っこちてしまいます。
一人で作業する訳ですから、両サイドのどちらかから(筆者の場合は右利きなので内側から見て右側のサイド)簾付きの物干し竿を外に突き出し落ちないように右手首で支え、屋根の上に掛けたとしても、左側のサイドの上にある物干し竿を触る事すら出来ません。どう頑張っても右手の握力が無くなった時点で無残にも簾付き物干し竿は落下してしまいます。
諦めるか。。。
一つひらめきました。
①物干し竿の先に長い紐を付け右側から外に出す。
②屋根で支えておいて反対側の左サイドに紐を垂らす
③左手で箒を持ち、紐を内側に引き寄せ、右側まで手繰り寄せて、紐を物干し竿の先から外す。
④その間屋根の上のステンレス製物干し竿は右手手首で保持しておく。
⑤紐を落ちない様にしておいて物干し竿を部屋の中に戻す。
⑥紐に部屋内部で簾を二丁付ける
⑦反対側から紐をたぐり寄せる
⑧中間に来た所で両方から紐を調節して屋根の上に紐が乗る長さにする
買ってきた簾は葦製ですが上下特に上側には幅の広い竹で出来ており、ある程度強度があるので紐で引っ張っれば屋根の上に竹の部分を固定する事が出来ると思いました。
やって見ました。
まず、4m位に切った紐を物干し竿の先に取りやすい様に付ける。垂らすのは1m位です。反対側は部屋の中に括り付けておきます。右側から物干し竿を付き出そうとすると障害が。。。
両サイドの窓は「縦滑り出し」という形になっていて、幅として両手で同時に竿を繰り出せる幅は無いということです。
全て右手一本で1.8mのステンレス物干し竿を外に出し保持しておく必要があります。
ただ、反対側のサイドに垂れた紐を箒でたぐり寄せる時には左手を使うので、その時には右手一本で竿を屋根に支えている必要があります。落下しない様に竿の右側とカーテンレールの間を命綱として結びました。
再開。右側から竿を出し屋根の上に右手で上げます。紐を反対側から垂らそうとした瞬間、取りやすくした左側の先の紐が落下。紐の元は部屋の中にありますので引き揚げます。
三回目。少しきつめに左側先に紐を付け反対側から垂らします。右手は物干し竿を屋根の上に固定しつつ箒を左手で持ち左サイドの窓に垂れた紐をたぐり寄せます。何とかたぐり寄せ箒を置いて紐を竿の先から外そうとします。んんん!外れない。。。1分くらい格闘して何とか外せました。
内部で簾を紐に括り付け、外に廻し反対側から紐をたぐり寄せます。4回位左→右と調整しながら、何とか設置が完了しました。
2時間かかりました。
作業終了直後です。
これが実際の右サイドウインドウです。
次の日、やはり二丁連なっている中央が垂れ下がってきました。この次は細い棒に括り付けようと思います。もう紐が通っていますのでその紐と細い棒を括り付ければ出来ると思います。
建物全体が熱を帯びると思いますので、どれ程効果があるやら。。。
その後、フックを窓枠上部に付けて竿にすだれを掛ける方法に変更しました。(改良1)
更に、フックを変更しました。(改良2)
一年経って「アルミすだれ」に変えました。(改良3)
これで単身生活は三度目となります。これまで二度は職場近くに賃貸を借りていました。会社費用の中で鉄筋コンクリートのマンションタイプの部屋を借りられましたので、夏の暑い時にも比較的温度の上がり方が穏やかだったと思います。
今回は家と職場の丁度中間に借りました。東京を縦断する形になりますので、中間は東京都23区内となり家賃が高い為、今回は(おそらく軽量)鉄骨造りのアパートに致しました。一応山手線内にあります。
その三階に部屋があり長方形の短い辺が南、長い辺が西向きとなっています。周囲の状況としては北側が駐車場、西隣は二階建てのアパート、南は道路となっており、謂わば三階は午後日当たりが良い→西日を浴びる事になります。近くに大きなビルがありますので午後の後半はその影になりますが、最近の猛暑の日に帰ってみると37℃となっている事がありました。
その対策として西面にある台形出窓の外側に何とか簾を設置できないかと考えました。
ただその台形出窓の正面がガラス嵌め込み式で開きません。こんな形です。
両サイドが開きますが正面のガラスの幅は1.6m近くあり両手では指先が届く程度で一度に手を広げても何も作業ができません。また西面はこの出窓だけで南側のテラスから2m近く開いており全く届きません。探偵か手品師にもなった気がしながら、この3階の出窓に簾を外から掛ける方法を考えました。
最初に考えたのは、三階の外廊下から屋上に上がり上から吊す事です。今でも出来ない事ではありませんが、屋上へのハッチの手すりはかなり高いところに有り、ハシゴでも持ってこないととても上がれません。
次に考えた方法は、物干し竿(ステンレス製)に簾を貼り台形出窓の上に掛ける事です。ところが上の図を見て頂ければ分かりますが、台形出窓の屋根には勾配がありステンレスの物干し竿は固定しない限り落っこちてしまいます。
一人で作業する訳ですから、両サイドのどちらかから(筆者の場合は右利きなので内側から見て右側のサイド)簾付きの物干し竿を外に突き出し落ちないように右手首で支え、屋根の上に掛けたとしても、左側のサイドの上にある物干し竿を触る事すら出来ません。どう頑張っても右手の握力が無くなった時点で無残にも簾付き物干し竿は落下してしまいます。
諦めるか。。。
一つひらめきました。
①物干し竿の先に長い紐を付け右側から外に出す。
②屋根で支えておいて反対側の左サイドに紐を垂らす
③左手で箒を持ち、紐を内側に引き寄せ、右側まで手繰り寄せて、紐を物干し竿の先から外す。
④その間屋根の上のステンレス製物干し竿は右手手首で保持しておく。
⑤紐を落ちない様にしておいて物干し竿を部屋の中に戻す。
⑥紐に部屋内部で簾を二丁付ける
⑦反対側から紐をたぐり寄せる
⑧中間に来た所で両方から紐を調節して屋根の上に紐が乗る長さにする
買ってきた簾は葦製ですが上下特に上側には幅の広い竹で出来ており、ある程度強度があるので紐で引っ張っれば屋根の上に竹の部分を固定する事が出来ると思いました。
やって見ました。
まず、4m位に切った紐を物干し竿の先に取りやすい様に付ける。垂らすのは1m位です。反対側は部屋の中に括り付けておきます。右側から物干し竿を付き出そうとすると障害が。。。
両サイドの窓は「縦滑り出し」という形になっていて、幅として両手で同時に竿を繰り出せる幅は無いということです。
全て右手一本で1.8mのステンレス物干し竿を外に出し保持しておく必要があります。
ただ、反対側のサイドに垂れた紐を箒でたぐり寄せる時には左手を使うので、その時には右手一本で竿を屋根に支えている必要があります。落下しない様に竿の右側とカーテンレールの間を命綱として結びました。
再開。右側から竿を出し屋根の上に右手で上げます。紐を反対側から垂らそうとした瞬間、取りやすくした左側の先の紐が落下。紐の元は部屋の中にありますので引き揚げます。
三回目。少しきつめに左側先に紐を付け反対側から垂らします。右手は物干し竿を屋根の上に固定しつつ箒を左手で持ち左サイドの窓に垂れた紐をたぐり寄せます。何とかたぐり寄せ箒を置いて紐を竿の先から外そうとします。んんん!外れない。。。1分くらい格闘して何とか外せました。
内部で簾を紐に括り付け、外に廻し反対側から紐をたぐり寄せます。4回位左→右と調整しながら、何とか設置が完了しました。
2時間かかりました。
作業終了直後です。
これが実際の右サイドウインドウです。
次の日、やはり二丁連なっている中央が垂れ下がってきました。この次は細い棒に括り付けようと思います。もう紐が通っていますのでその紐と細い棒を括り付ければ出来ると思います。
建物全体が熱を帯びると思いますので、どれ程効果があるやら。。。
その後、フックを窓枠上部に付けて竿にすだれを掛ける方法に変更しました。(改良1)
更に、フックを変更しました。(改良2)
一年経って「アルミすだれ」に変えました。(改良3)
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